水上オートバイはよくレジャーの場面では見かけますが、水難救助にも活用されています。全国でも初の取り組みとして摂津市消防本部と有限会社タキモトワークスさんが共同で3年の歳月をかけて開発したのが水難救助艇「SEA-SLED (シースレッド)」です。
その場ですぐに心肺蘇生などの処置ができることで、「処置するまでの時間短縮」につながり、生存率を飛躍的に向上させることができます。
救助現場の声を高い技術力で具現化し、「世の中に必要なものとして生まれてきた」機材、それが「シースレッド」なのです。
さぁ!シースレッドを使った水難救助のデモンストレーションの始まりです。
サイレンの音とともに水上オートバイとシースレッドに乗り込んだ、消防隊員の方々が救助に向かいます。最初のデモンストレーションは要救助者が意識のあるバージョン。消防隊員が要救助者たちのそばに着き次第すぐに、次から次へと効率的に救助されてきます。一気に3名の方を救助することできました。
続いて要救助者が意識の無い場合です。
意識の無い要救助者も、シースレッドならムリなくすぐに引き上げることができます。そして引き上げた途端、心肺蘇生が船上で始まりました。なんとスピーディーでムダのない動きなんでしょうか。これもシースレッドがあってこそできる一連の動きなんだと。なんだか見ていて感動しました。
摂津市消防本部【現場】の熱い想いとタキモトワークスの高い技術力が結晶となった素晴らしい取り組みを目の当たりにすることができました。
取材にご協力を頂きました摂津市消防本部の皆さん、タキモトワークスの皆さん、本当にありがとうございました。
さて最後に余談・・・
実は取材をしたせっきーは急遽、救助用とは別の水上オートバイに乗せてもらうことになり、水しぶきを浴びながら、スピードにビビリながらの決死の水上取材でした(笑)
おかげさまで間近で取材でき、迫力のある写真を撮ることができました。
水上オートバイに乗せて頂いたタキモトワークスの滝本社長様ありがとうございました!!
取材:きもっちゃん&せっきー
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