消防艇「ゆうなぎ」見学

つなぐチームの斎藤です。
大阪市消防局が主催する消防艇「ゆうなぎ」の見学会にいってきました。ふだんなかなか目にすることのない消防艇。いったいどんな船なんでしょうか…

午前10時45分ごろ。だんだん近づいてきました、あれが「ゆうなぎ」です。

着岸です！

ライフジャケットを着て、船に乗り込みます。わくわく。

操縦室に入っていく見学者。いちどにだいたい10人くらい入れます。

これが「ゆうなぎ」の中です！とても清潔な船内です。実はこの船、秘密があるんです。

なんと船室の天井が自動で下がるんです！(前の写真と比べてみてください)
 淀屋橋など低い橋の下を通るときには、天井を下げて船の高さを低くしてくぐるそうです。天井を下げるだけでは通れない低い橋は、さらに水を汲んで重りにして、船を低く沈めて通るそうです。すごーい。

これが天井が下がる仕組みです。船室の四隅の柱が伸び縮みします。

外からみると、こんな感じです。これはビフォアー。天井が下がる前です。

そしてこれが、アフター。船室の高さが下がっているのが分かるかと思います。
なんということでしょう！

最後に操縦席にも座らせてもらえます。

ぼくも座らせてもらいました。オトコ心がくすぐられます。

真横には、こんなかっこいいレーダーもついています！

船を降りたら行列が。大盛況でした！

いかがだったでしょうか。消防艇を間近に見る機会もなかなかないので、ぼくは興味深く見学させていただきました。
消防艇「ゆうなぎ」は、今年でもうすでに98件の水難と1件の火災に出動しているそうです。なんと多い日は、一日に4件も出動するときがあるそう。水難事故は減ることを祈るばかりですが、もし出動を見かけた際は応援したくなりますね。

大阪の町をのぞむ「ゆうなぎ」。またいつか見学させてください！